「本質的な活動をする」
生活に必要不可欠なものをつくる土木工事は、
その事業を進めること自体が持続可能な社会の実現につながっていると考えています。
1943年から土木工事一筋を貫いている岸本建設。
SDGsとの向き合い方をご紹介します。
持続可能な開発目標「SDGs」が定められたのは2015年9月。その70年以上も前から岸本建設は土木工事を通して持続可能な社会づくりに貢献してまいりました。移動や流通をなめらかにし経済を豊かにする道路や橋梁、鉄道の建設工事。災害から国土を守るダムや河川の建設工事。災害復旧やその他のインフラ建設。私たちが手がけてきたすべての工事が、安全で、安心で、豊かな暮らしを可能にする持続可能な社会の実現につながっているのです。
どこか表面的に語られがちな「SDGs」。私たちはその目標に合わせて無理に活動を変えるのではなく、これまでと同じように社会インフラをつくることに尽力してまいります。地球環境に配慮した取り組みとして社有車に水素自動車を導入することによる二酸化炭素排出量削減などを行っておりますが、それは企業として果たすべき当然の役割であり、特別なことという認識はございません。それよりも社会インフラをつくり続けることこそが、持続可能な開発目標の達成における本質的であり効果的な活動だと考えています。
その本質的な活動を持続するために、今後は社内の改革に着手してまいります。
外国人留学生や女性社員の採用強化、
役職を細分化することで昇進意欲を高める制度、
プライベートな時間確保を目的とした長期休暇制度、
60歳以上の社員がスキルや体調に応じて働き方を選べる制度など、
さまざまな新制度の導入を目指します。
すべての人が働きがいを感じる職場を用意することで
「社員が誇りとする会社」というビジョンを実現し、
社会インフラをつくり続けられる体制をより強固にしてまいります。