1年目
終わりが見えずに途方にくれる。
3年目
出来上がっていく過程に胸が高鳴るけれど、
まだ油断できない。
5年目
遂に完成する。
覚えのない高揚感と達成感で、涙があふれる。
建設業は、
人々の豊かなくらしを支える大作づくり。
壮大だからこそ、気が遠くなるような
地道な作業がある。
でも、最後にあんな想いができるなら、
大歓迎だと思えてしまう。
気がつけば、たくさんの後輩に恵まれ、
教える機会が増えた。
そしてその後輩もまた、
同じように大作づくりに挑んでいく。
50年後も、100年後も、
世の中に名が残っていく、
意思が受け継がれていくのが建設業。